こんにちは。DXサポーターです！
本日はGoogleの対話型AIツールであるGemini（ジェミニ）の使い方をご紹介します。GeminiはChatGPTのGoogle版で、2024年2月よりBardからGeminiに名称が変わりました。
チャットをしながら文章の添削やコード作成、画像の生成に至るまで幅広い活用ができ、ビジネスシーンでも活躍するツールです。
Googleの各種サービスと連携ができ、Googleユーザーにとっては便利な機能が盛り沢山です。ビジネスでの便利な活用例についても後ほどご紹介します。
※本記事は2024年2月時点の情報を元に作成しています。
Geminiの特徴
■ 無料で利用できる
Geminiには無料版と有料版がありますが、無料版でも基本機能は利用できます。有料版のGemini AdvancedではAIモデルがより高性能になり、より複雑な対応ができるようになります。まずは無料版で始めてみるのがおすすめです。
※今回の記事では無料版で利用できる範囲の内容でご紹介します。
Geminiの使い方
それでは早速使ってみましょう。Geminiにアクセスするためには、Googleアカウントにログインする必要があります。
Googleアカウントにログインした状態でGeminiのページにアクセスします。
「Geminiとチャット」を押すと「利用規約とプライバシー」画面がでてくるので[同意する]で進みます。
※Googleworkspaceを利用している企業では管理者がGeminiへのアクセスを許可する必要があるため、IT管理者に利用可能かどうかご相談ください。
チャット欄が立ち上がりました。まずはメッセージ欄に入力してみましょう。
ここでは例として[最新のITトレンドを教えて]と入力してみます。
すると、箇条書きでITトレンドをピックアップしてくれました。回答の最初に「生成系AI-文章生成」とあるので、まさに今使っているGemini（旧Bard）が入っています！
次に回答方法の変更をしてみます。今の回答は箇条書きで出てきたのでぱっと分かりやすいですが、例えばこれをブログ記事にしたいなあと思ったとします。
この返信として[300文字程度でブログ用の文章を作って]とオーダーしてみましょう。
するとブログ記事用の文章に変更してくれました。
このように話の内容もそれまで出てきた内容に合わせてくれるため、人間と会話をするようにチャットができます。
話題を変えるときは、新規のチャットを立ち上げて会話をしましょう。話題ごとにスレッド化することができるため、管理しやすくなります。
便利な利用方法
・情報検索
「最新のITトレンドを教えて」などの質問形式だけでなく、「マーケティング戦略」などのキーワード入力でも、関連する情報を検索して提供してくれます。
・文章作成
ブログ記事や広告文、メールの本文などさまざまな文章を自動生成することができます。
・コード生成
プログラミングの知識がなくても簡単な指示を入力するだけで、コードを自動生成することができます。
Python、Java、C++、JavaScriptなど、様々なプログラミング言語に対応しています。 また、ソースコードのエラーやバグを見つけ、修正することも可能です。
・翻訳機能
英語、日本語、中国語、スペイン語、フランス語など、100言語以上に対応しており、 文脈を理解した自然な翻訳が可能です。
文字入力だけでなく、音声入力にも対応しています。
その他にもプレゼンテーションの作成や、アイデア出しなどさまざまなシーンで活用でき、作業時間を大幅に短縮することが可能です。
拡張機能で更に便利に
Geminiの拡張機能を利用するとGoogle Workspace アプリケーションとシームレスな連携が可能になり、業務効率化や情報共有の促進などに繋がります。
Gmailを例に拡張機能を利用してみましょう。
例）GmailでGeminiテストと記載のあるメールを探す
＠（アットマーク）を入力すると連携しているアプリが表示されるのでGmailを選択し、「Geminiテストと記載のあるメールを探して」と入力
拡張機能の設定方法
①設定を開きます。
②拡張機能をタップ
③5つ全てをONにする
※Gmailはスマート機能とパーソナライズをONにする必要があります。
①Gmailを開く
②「設定マーク」をタップ
③「すべての設定を表示する」をタップ
④「スマート機能とパーソナライズをオンにする」「他の Google サービスのスマート機能とパーソナライズをオンにする」にチェックを入れ、「変更を保存」
まとめ：Geminiはどんな人におすすめ？
・普段からGoogle Workspaceを利用している
アプリケーションとの連携が可能なため、普段からGoogle Workspaceを利用している方におすすめです。連携することにより、業務効率化につながります。
・初めてAIツールを利用する
Geminiは、初心者でも使いやすいシンプルな操作性と、無料で使える機能が多いので、初めてAIツールを利用する方にもおすすめです。
いかがでしたでしょうか？
近年さまざまなAIツールが出てきており、どのAIツールを導入すべきか悩んでしまいますよね。
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