こんにちは!
DXサポーターズのあゆです。
今回はG Suiteについて概要を中心に見ていきたいと思います。
みなさんはG Suiteと聞いて、どんなものなのかすぐにピンと来ますでしょうか?
「“G”と付いているからきっとGoogleのサービスだろうな」
「聞いたことはあるけど、具体的にどんなサービスなんだろう?」
「スプレッドシートとか、普段使っている機能と何が違うの?」
こんな風に思っている方も結構多いのではないでしょうか。
実は私も、無料で提供されているサービスとどのような差があるのかよく分かっていませんでした。
今回は、少し前の私と同じような認識だった方に向けて、Googleから無料で提供されているサービスとG Suiteの違いについてお話していきたいと思います!
まずG Suiteがどんなものかというと、
『Googleがサブスクリプション形式で提供しているクラウドコンピューティング生産性向上グループウェアツール、およびソフトウェアのスイート』のことだそうです。
つまり、毎月(毎年)利用権利を購入することで利用できる、コンピュータネットワーク経由で使用できるスイートのことですね。
ちなみにスイートというのは、互いに関連のある独立した複数のソフトウェアを詰め合わせた販売パッケージなどのことです。
ここまで聞いて、やっぱりG Suiteって今個人で利用しているGmailやスプレッドシート、ドライブとかと同じなんじゃないの?と思った方もいるのではないでしょうか。
実は、主に使用できるツールとしてはその通りで、Gmail、カレンダー、ドライブ、スプレッドシートなどの無料で使用しているのと同じものが大半です。
ですが、もちろん無料版と全く同じという訳ではありません。
G Suiteでは無料版の機能に加えて、ドライブのストレージ容量が追加されていたり、メールやサイトで企業ドメインが使用できたりするなど、様々なメリットがあります。
それらの有料機能の中でも特に注目されているのは、管理機能のようです。
G Suiteの管理コンソールでは、ユーザーの追加や端末の管理、セキュリティなどの設定を簡単に行えて、常にデータの安全を確保することができます。
また、これらの管理を行う管理者には、「特権管理者(スーパーユーザー)」「グループ管理者」「ユーザー管理者」という3種類があります。
「特権管理者(スーパーユーザー)」は、組織のすべての権限を持っているユーザーです。
グループ管理者やユーザー管理者の持つ権限はもちろん、管理者の役割作成や割り当て、支払情報の設定、ライセンス管理の制御、API クライアント アクセスの管理など、様々な権限を持っています。
そのため、会社の代表者や役員がこの権限を持つことが推奨されています。
「グループ管理者」は、新しいグループの作成やメンバー管理等、グループ管理においての権限を持っています。
部署ごとなど、グループ別で管理する必要がある場合に設定しておくと便利な権限です。
「ユーザー管理者」は、ユーザーアカウントの作成や削除、パスワードの変更など、管理者以外のユーザー情報であれば管理できる権限です。
新規ユーザー作成や退職者の削除など、代表や役員にいちいち頼みにくいような作業を行えるように、部署の代表者などに割り振っておくと便利な権限です。
このようにセキュリティ面を考慮しつつ、必要な部分は権限を分けて、円滑に管理を行うことが可能なようです。
スプレッドシートなど、とても便利な機能が無料で使えることもとても魅力的ですが、G Suiteに登録することでそれらの機能をより安全に使用できるなら嬉しいですよね!
もし導入を検討しているのであれば、自社のセキュリティやツールの利用状況なども踏まえて考えてみてください。
また、G Suiteなどのクラウドツールの活用サポートサービス「オンライン情シス」では、このようなクラウドツールの導入やカスタマイズなどのサポートも行っています!
まずはお気軽にご相談ください。