年度末間近こそ、費用対効果の高いIT投資で予算消化を

多くの企業が決算期を迎える３月。この時期に予算消化を考えているご担当者様も多いのではないでしょうか。

予算消化のための選択肢は様々ですが、会社の利益で計上した予算は無駄にせず、会社の成長（そして部署の評価にも）つながるような消化方法を選びたいところです。

そこで今回ご紹介したいのが、IT投資の中でも業務フローを効率化し、長期的な企業利益につながる「クラウドツールの導入」と「システム開発」です。

今こそクラウドツールの導入を

多くの企業が導入を進めているのがクラウドツール。

クラウドツールが広がる前は、オンプレミス型のシステム運用が一般的でした。

オンプレミス型とは？

自社で用意したサーバにソフトウエアをインストールして運用する仕組み。自社サーバの運用・管理はメンテナンスが必要であり、システム自体も更新しなければいけないので、運用負荷が高いというデメリットがありました。

一方、クラウドツールは新規でシステムを構築する必要がないため初期費用が低く、アップデートもツール側で自動で対応するため、運用負荷やコストを削減することができ、オンプレミス型の運用から切り替える企業様も増えつつあります。

また、インターネットにつながればどこでも使えるというクラウドツールの特徴は、リモートワーク（在宅勤務）やワ―ケーションが広がりつつある環境に対応し、場所と時間を選ばない働き方をサポートします。

クラウドツールのデメリットとして強調されるのがセキュリティ面ですが、クラウドの提供形態によってその強度は様々で、ツール導入の目的に合わせて選択する必要があります。例えば、機密情報を扱うのであれば、より強固なセキュリティを検討する必要があります。

クラウドツールは多種多様ありますので、まずは自社にどのツールが合うのかを検討してみましょう。システムの運用体制の整備が難しい、システムの導入にお金をかけられない、という企業様にとって魅力的なサービスです。

導入のヒント

最近では無料でトライアルができるケースが多く、検証した上で導入するかどうかを決めることができます。

クラウドツールの導入事例

社員数が徐々に増え、スケジュール管理や社用メール、共有フォルダが必要になったというA社様。数種類のビジネスツールの中からコストが低く、機能が豊富なGWS(Google Workspace)の導入を決定しました。 GWSはビジネスで使用する一般的なビジネスアプリケーションの搭載はもちろん、組織として共有フォルダの利用、アカウント権限（管理者/ユーザー）の指定、デバイスの管理が可能です。（GWSについて詳しくはこちら） また、社用メールアドレス（@会社名.com）の作成もできます。

DXソリューションではGWSの導入を幅広くサポートいたします

導入に不安がある場合は、企業様のご要望に合わせてサポートいたします。

社員様向けGWSオンライン講習会
IT管理者様向け技術的なフォロー（数時間～1営業日でチャットでご回答）
GWS社員様用マニュアルの作成

システム開発で現場に合わせたDXを加速化

システム開発では、企業様が抱える様々な課題に対してプログラムやWEBサイト等を用いて仕組みを作り、課題解決へアプローチします。

社内業務の中でもクラウドツールでは対応しきれない分野や会社独自のルールに当てはめたい業務フロー等に対応することが可能です。

開発案件だと時間とお金がかかるのでは、と思われるかもしれませんが、開発手法によっては短納期でリリースすることができたり、開発後にシステムを継続的にブラッシュアップしていくことも可能です。

システム開発事例

イベント会場の設営企業であるB社様。 会場設営で使用する意匠図（会場デザイン図面）や施工図等の各種図面を管理していましたが、全体的な書類の管理や進捗把握が難しかったことから、業務システムの開発・導入を決定しました。 設営進捗を管理するシステムを設計し、クラウドストレージとも連携させることにより、書類管理と進捗管理が同時にできるようになりました。